聖書は、悪い霊を漏出する者に対して分離隔離するよう語っている。

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No.516漏出を病む者(2)
”テキスト:レビ15:
11 また、漏出を病む者が、水でその手を洗わずに、だれかにさわるなら、さわられた人は自分の衣服を洗い、水を浴びる。その人は夕方まで汚れる。
12 また、漏出を病む者がさわった土の器はこわされなければならない。木の器はみな、水で洗われなければならない。
13 漏出を病む者がその漏出からきよくなるときは、自分のきよめのために七日を数え、自分の衣服を洗い、自分のからだに湧き水を浴びる。彼はきよい。
14 八日目には、自分のために、山鳩二羽か家鳩のひな二羽を取らなければならない。彼は主の前、会見の天幕の入口の所に来て、それを祭司に渡す。
15 祭司はそれを、一羽を罪のためのいけにえとして、他の一羽を全焼のいけにえとしてささげ、祭司はその漏出物のために、主の前でその者のために贖いをする。
16 人が精を漏らしたときは、その人は全身に水を浴びる。その人は夕方まで汚れる。
17 精のついている衣服と皮はすべて、水で洗う。それは夕方まで汚れる。
18 男が女と寝て交わるなら、ふたりは共に水を浴びる。彼らは夕方まで汚れる。
19 女に漏出があって、その漏出物がからだからの血であるならば、彼女は七日間、月のさわりの状態になる。だれでも彼女に触れる者は、夕方まで汚れる。
20 また、その女の月のさわりのときに使った寝床はすべて汚れる。また、その女のすわった物もみな汚れる。”

本日は「漏出を病む者(2)」としてさらにこのトピックを見ていきましょう。

テキストに沿って見ます。

”11 また、漏出を病む者が、水でその手を洗わずに、だれかにさわるなら、さわられた人は自分の衣服を洗い、水を浴びる。その人は夕方まで汚れる。
12 また、漏出を病む者がさわった土の器はこわされなければならない。木の器はみな、水で洗われなければならない。”

漏出を病む者がさわった器はこわされなければならないと書かれています。漏出すなわち、悪い霊が漏れ出る器は使えないわけです。ですからたとえ有名な器、働き人であっても彼が悪い霊をだすようになったのなら、もう奉仕に用いるべきではありません。スキャンダルな問題を度々起こしている器などそうでしょう。

”13 漏出を病む者がその漏出からきよくなるときは、自分のきよめのために七日を数え、自分の衣服を洗い、自分のからだに湧き水を浴びる。彼はきよい。”

さて、私達がその漏出を漏らす者、悪い霊の影響を受けるようになったのならどうすべきなのでしょう?罪をきっかけとして、悪い思いがわいたり、憎しみ、不品行があったり、その様な霊の影響を受けるようになったのならどうすればよいのでしょうか?この箇所がその答えであり、その場合、わき水を浴びるのです。水は聖霊のたとえであり、要するに聖霊により罪、悪い霊の影響からきよめられることを語っているのです。具体的には悔い改め、祈りその中で聖霊に触れることです。その時、水で汚れた衣服を洗うように、悪い霊の影響からきよめられていくのです。

”14 八日目には、自分のために、山鳩二羽か家鳩のひな二羽を取らなければならない。彼は主の前、会見の天幕の入口の所に来て、それを祭司に渡す。

漏出からきよめられるために、鳩を捧げることが書かれています。鳩も聖霊のたとえです。要するに悪い霊の漏出、私達を通して悪い霊が出る様な状態、罪からきよめられるには、聖霊によるのだということ、この霊によりきよめられるのだということが書かれているのです。

”15 祭司はそれを、一羽を罪のためのいけにえとして、他の一羽を全焼のいけにえとしてささげ、祭司はその漏出物のために、主の前でその者のために贖いをする。”

ここでは、罪のためのいけにえと書かれています。ですから、漏出、我々を通して悪い霊が出るようになるということには、罪、我々が罪と関係したと言うことがあるのです。この罪からきよめられる必要があります。

”16 人が精を漏らしたときは、その人は全身に水を浴びる。その人は夕方まで汚れる。
17 精のついている衣服と皮はすべて、水で洗う。それは夕方まで汚れる。
18 男が女と寝て交わるなら、ふたりは共に水を浴びる。彼らは夕方まで汚れる。”

男は精を漏らしますが、これをもって聖書は霊を漏らす、我々を通して悪い霊が漏れるならどうすべきかということを語っています。その時、汚れからきよめられるよう水で洗うのです。すなわち、聖霊によりきよめられると語っているのです。

”19 女に漏出があって、その漏出物がからだからの血であるならば、彼女は七日間、月のさわりの状態になる。だれでも彼女に触れる者は、夕方まで汚れる。
20 また、その女の月のさわりのときに使った寝床はすべて汚れる。また、その女のすわった物もみな汚れる。”
 女性の月のさわり、これも女性なら誰でもあることなのでしょうが、これはたとえであり、人が悪い霊を漏出することについて語っています。聖書のいう霊の汚れ、漏出について、理解しなければなりません。悪い霊により、批判、不品行、罪の思い、偽りの思いは、回りの人々に影響を与えます。これは、汚れているのであり、分離隔離するよう、聖書は語っていることを知るべきです。

まとめますが、聖書は明らかに「漏出」という具体的なことがらを通して、霊の漏出について
語っています。その悪い霊の流れは聖霊によりきよめられること、しかし、悪い霊を漏出する人との接触をすべきでない、注意すべきことを語っています。人を差別するななどとの変な人間主義に陥らず、神のことばに耳を傾けましょう。

 

終末における主のみこころを行いましょう。


ー以上ー 

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