世界屈指のキリスト教国?アメリカにおいて、キリストが失われ、闇の中に入ることを見ていく。

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NO.440 獣の国は暗くなる

テキスト:”黙示録16:10 第五の御使いが鉢を獣の座にぶちまけた。すると、獣の国は暗くなり、人々は苦しみのあまり舌をかんだ。”

 

本日は「獣の国は暗くなる」との題でメッセージしたいと思います。黙示録に記されている
終末の日に「獣の国が暗くなる」ということを見ていきたいと思うのです。

テキストは上記箇所です。
いまさらいうまでもないでしょうが、黙示録は終末に関連した預言書です。しかし、あらゆる種類の偽りがばっこしている今の教会においては、黙示録は終末についての預言ではない、これは黙示録が書かれた当時のローマ迫害下の教会に関する描写だなんていうまことしやかな嘘、たわごとが広がっているときいたことがあります。これは黙示文学という文学に過ぎず、「預言」ではないなどというたわごとです。

聞いてて、「もう結構」と思う類の、情けない嘘話です。そんなことを本気にしてしまう「程度」のクリスチャンとは、話したくも議論したくもないし、そんなことは、主につこうとする人々、この方のことばを真実とする人々にとって、目の汚れ、耳の汚れではありますが、一言だけいいます。


黙示録にはダニエル書と通じることがら、記述が多くあります。ダニエル書の中でが明らかに「終わりの時」と明示されているのに、何故、黙示録だけ終末でないのか、これらの「わけのわからない論者の頭」は全く意味不明、話すだけむだです。そういうあほたれな人に限って同じくユダヤのたわごと「ダニエル書は、ダニエルが書いたのでなく、、紀元前2世紀に書かれた黙示文学だ」などという「セット」の嘘も一緒に受け入れている様です。何ともはや...。

さて、そんな無益な輩のことに時間を取るのは無意味なので、私達はこの書を終末の書を語る、ペテロのいう闇を照らす星の様に、見ていき、学んでいきたいと志しています。愚か者は愚か者の道を歩み、神のことばを偽りにする努力をつとめ、先祖の悪のますめを満たす道をあゆむがよいでしょうが、しかし、私達にあっては、ことばは神といわれた方こそが真実です。

話が飛びましたがテキストを見ます。

「第五の御使いが鉢を獣の座にぶちまけた。」

獣の「座」については英語でseat(シート)と書いてあります。電車のシルバーシートで使われることばと同じです。要するに座席のことなのでしょう。獣はもちろん、終末の日に大活躍し、大いに世界を惑わし、破壊し、またキリスト教会を堕落、変質させます。

その獣に関してその終末の日、特定の「座席」、すなわち、獣の指定席があることをこのことばは暗示します。獣がいつも座る座席があるのです。お好みの席といいますか。
さて、その席はどこにあるのか、獣すなわち、人類をまた、クリスチャンをキリスト教会を破壊する獣の拠点は一体世界のどこにあるのか、我々は理解し、また、把握しなければなりません。何故なら、そうでないところに注目し、的外れなところを見ていくなら、ポイントがずらされ、誤った結論に入り、また時代を正しく見ることができないからです。

この獣の座、また獣の国は終末の日にサタンにより用いられ、この世の人々を惑わし、また、不信のクリスチャンを惑わすのに用いられます。聖書は前もってこの国を理解するためのヒントをいくつか、明確な表現で、語っているのですが、案の条というか、やっぱりというか、あらゆるガセネタはつかむが、しかし、真理は外してしまう的外れな終末の神の民はこの獣の国を把握することにおいてもやっぱり失敗しています。

EUから獣が出てくる、EUのリーダーがこの獣の国の支配者だなんていう嘘話、前もって偽り者どもがしかけておいた落とし穴にすっぽりはまり、身動きもできない、愚か者になっています。この教理、まことしやかに広く流布され、聖書の注にもわざとらしく書かれている教えは良くできた偽物、何とかして本物をみつけさせないためにうまくこしらえた実物に似ている、しかし、嘘話なのです。

EUではなく、アメリカこそ、聖書が前もって預言していた獣の国の資格を全て満たしていると
主張する理由はいくつもありますが、そんなことを語るのが今回の主旨ではないので、ほんの少しだけ、述べます。

1. 聖書は明確にこの一つの獣の国に関してダニエル書で、「一本の強い角」と書いています。
もっともこの訳は70人訳に出てくる表現であり、日本語の聖書には、何故だか「小さい角」と書いてありますが。角の意味あいは軍事的力のたとえ、強い角とは、強大な軍事力の国であることはすぐ類推できます。その強い角とは、現在の世界において、たった一国で全世界の軍事費の40%をも占めるアメリカ以外、ありえないのです。軍事費NO.2から10位までの国の軍事費を合計してやっとこの国に匹敵できる。EUのリーダーが獣の国などといわれるが、EU全ての国の軍事費を合計しても遠くアメリカ一国には及ばないので、非現実的です。

.ダニエル書に書かれている10本の角とは明らかにローマの末裔、ヨーロッパの国々のことであろうが、しかし、肝心の一本の角、獣の国に関しては10本の角の間から「出てくる」ことがダニエル書で、語られている。すなわち、この獣の国は、ヨーロッパに基礎を置き、しかし、ヨーロッパからは出てくる国、具体的にはヨーロッパ各国からの移民の国であることが想像できる。イギリス、フランス、ドイツ等、ヨーロッパ移民から成る国、しかも現在の軍事大国といえれば、アメリカ以外ない。

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これくらいにして、テキストに戻ります。

「すると、獣の国は暗くなり」

さて、獣の国が暗くなったことが書かれています。このことの意味あいを考えてみたいのです。暗くなるという時、それに関連することばは「光」ということばです。
何故なら、「光」がないこと、それが暗くなることだからです。光に関して聖書は主御自身が「世の光」であることを語っています。
彼はまたこう語ります。

ヨハネ12:35 イエスは彼らに言われた。「まだしばらくの間、光はあなたがたの間にあります。やみがあなたがたを襲うことのないように、あなたがたは、光がある間に歩きなさい。やみの中を歩く者は、自分がどこに行くのかわかりません。
36 あなたがたに光がある間に、光の子どもとなるために、光を信じなさい。」イエスは、これらのことをお話しになると、立ち去って、彼らから身を隠された。”

ここには、主御自身が光であること、光の中を歩むものは間違えることがないこと、しかし、闇の中を歩む者は自分がどこへいくのかわからないことが書かれています。
このことばからわかることは、キリストを失うことがそれが、光を失うということ、また闇の中に入ると言うことです。そして、獣の国暗くなる、すなわち、闇の中に入ると言う時、それは実はキリストを失うと言うこと、それゆえ闇の中に入ることがわかるのです。

私は何をいっているのかというと、世界屈指のキリスト教国(と思われている)アメリカにおいて、キリストが失われていく、そして闇の中に入ること言うことを言っているのです。
いいえ、私なんかがいっても何らの信ぴょう性もないでしょうが、そうでなく、聖書そのものがこのこと、獣の国、アメリカにおいて、暗くなり、闇が来て、キリストが失われていく、まさにそれを語っているといっているのです。

キリスト教国、アメリカがキリストを失う?日本の牧師、神学生が、学位を得るため、多く学びに行くアメリカが、キリストを失う、それは本当なのか?そんな風に思うかも知れませんが、しかし、聖書がそう語るなら、それは、起こるでしょうし、否、それはもうすでに起きつつあるのです。

キリストの体であるパン、みことばはこの国において冒涜され、聖書翻訳がかいざんされ、怪しい訳の聖書が次から次へと出版されます。
現在のNIV訳は権威ある訳といわれたKJV訳から、何と6万語以上のことばを省いています。
(関連記事角笛HPにあり)。また、フェミニズム、同性愛擁護、エコロジー推進の旗印の上に
多くの聖書訳が変型、改ざんされています。


おかしな冒涜的な自由神学がこの国を拠点に広がっているのも御存じの通りです。
福音派ペンテコステ派なら、聖書解釈は大丈夫かといえば、そうでもなく、聖霊の第三の波を標榜するピーターワグナーを始めとする、怪しい神学、使徒預言者の権威を強調する神学はこれらの教会を席巻し、怪しい段階へと教会をパラダイムシフト(軸を変換させるの意味)させつつあります。

キリストの血をあらわす霊の領域においてもこの国主導で、怪しい霊、聖霊の第三の波と称する怪しいリバイバルがこの国発で世界をおおいつつあります。結果として、世の光である主キリストはこの国のキリスト教会から消え失せつつ、追い出されつつあります。その結果この獣の国、アメリカは暗闇の中に入っていくのです。今、アメリカを客観的に見るなら、確かにこの国は暗くなり、光が見えなくなっていることがわかります。さらに暗くなるという時、以下のことばもまた関連のあることばです。

”マタイ6:22 からだのあかりは目です。それで、もしあなたの目が健全なら、あなたの全身が明るいが、
23 もし、目が悪ければ、あなたの全身が暗いでしょう。それなら、もしあなたのうちの光が暗ければ、その暗さはどんなでしょう。”

アメリカの国のリーダー、大統領だの政府高官はその目にあたる人々でしょうか。彼ら、目にあたる人々は暗く、また邪悪であり、偽善的な政策の下、ベトナム、アフガン、イラク、あらゆる国に爆弾を落とし、殺りくを続けます。その結果、アメリカという国全体が、暗くなっています。また、少し視点を変えて、この目をアメリカのテレビ、ラジオ、新聞、マスコミというなら、これらの目も邪悪なものとなっており、ある種の人々により、独占されたメデイアを通し、一方的な片よった視点の情報が与えられ、結果としてこの国全体が暗くなっています。

この国のキリスト教会も同じであり、テレビではテレバンジェリストと称するある種の意図を持った説教者が時事問題を一方的な片よった解説を加え、クリスチャンの目をくらませています。イラクは現在のバビロンであり、それを攻撃するのは神様のみこころである、正しいクリスチャンはアメリカの軍事行動を支持しなければならない(!?)などとほとんど詭弁の聖書解釈を繰り返して述べています。


要は「殺すな」という十戒のことばを「さあみんなで破りましょう」と奨励しているわけです。パレスチナ問題に関して、泥棒、殺害民族は「神の民」だから、支持しろ、パレスチナ人は黙って殺されろ」まがいのトンでも教理を繰り広げています。日本でもこんな殺人、「ポア」教理にすっかりいかれている危ない人々がいます。まことにこの国、アメリカのキリスト教会は目の器官にあたる人々が「邪悪」であり、意図をもって、人々を罪にいざなっています。その結果、全身が暗い、キリスト教会全体に光も正義も消えています。

”獣の国は暗くなり、人々は苦しみのあまり舌をかんだ。”

舌を噛むとはどんな意味あいなのでしょう?
日本人なら、舌を噛んで自殺するんだなどと思うかも知れません。しかし、このことのいわんとすることはもう少し別のことかもしれません。舌はどんな器官かといえば、話す時、語る時、用いる器官でもあります。すると要するに「何も語れなくなる」という意味あいが隠れているのかも知れません。

もう既にアメリカではクリスチャンが正しく聖書に沿って語る自由はありません。嘘つき民族の偽りを暴いたフリッツスプリングマイヤーは警察官が持ち込んだ麻薬の鉢や、銀行強盗の
罪をでっちあげられて逮捕されました。この国では、正しいことをいえば、苦しみにあうのです。嘘つき民族はあつかましくも、日本の2ちゃんねるやらある特定のキリスト教掲示板にも現れて、「無罪のクリスチャン」フリッツスプリングマイヤーの罪をいいたてていました。

さらにアメリカでは、聖書に基づき同性愛に反対してハンドマイクで語っただけで、懲役何十年もの重罪に帰せられます。まことにこの国ではもう正しいことを語れない、舌を動かせない、舌をかむしかない状態が来ているのです。
いずれ日本にもそんな日が来るでしょう。これらは、日本の盲人キリスト教新聞や雑誌が伝えないことです。だから今、私は伝えているのです。いずれ、自身が「あることないこと」いわれたり、書かれたり、あらゆる非難の中で火だるまになるだろうくらいことは知っています。しかしそんな「ひとときの軽い艱難」よりは角笛を吹けと語られた方の命令を守ることの方が我々にとっては重要事です。

私達はいずれ、誰でもこの方の前に立つようになるからです。アメリカのテレビ、新聞、雑誌は獣の民族の手にあり、もう「目」は暗くなり、与えられるニュースも画像も検閲され、この国の人々の「洗脳」を意図したものしか許されていません。唯一、地方のラジオ局が正しいことを言っていたのですが、それもある特定の一つの会社が買収しつつあると聞いています。(すでに全米の60%以上を独占)そして買収の後は、それらのラジオ局は右翼的な洗脳まがいの番組のみになるとのことです。

キリスト教会も同じであり、あらゆる教会の教理はねじ曲げられ、クリスチャンを戦争参加させ、洗脳することが目的となっています。そう「獣の国が暗くなる」とのことばは今、私達の前で成就していることを知りましょう。

 

終末における主のみこころを行いましょう。

 

ー以上ー
 
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